日本が超高速カメラを開発

管理者 · 掲載地 2015/04/20 22:18:10

日本の科学者たちは、毎秒4兆フレーム以上の映像を撮影できる新しい高速カメラを開発しました。このカメラはこの恐ろしい速度を実現するために、フェムトフォトグラフィーという新しい手法を採用しています。現在の高速カメラは、1秒間に何千フレームもの映像を撮影できるため、通常は肉眼では見えないもの、例えば卵を貫通する弾丸や水風船の爆発なども見ることができます。

高速カメラは衝撃波や機械的プロセスなどの物理現象の研究に役立ちます。現在、慶應大学と東京大学の研究者たちは3年間をかけて、従来のカメラを凌駕し、4.4兆フレーム毎秒を撮影し、競合他社の千倍の性能を誇る超高速カメラを開発しました。
研究グループはその成果を『Nature Photonics』誌に発表し、カメラの仕組みを説明しています。現在、高速カメラはいわゆる時間分解スペクトルを利用しています。この方法の欠点は、より大きな映像を作るために小さなパーツを繰り返し撮影する必要があり、より多くの時間を要することです。新しい方法はフェムト写真技術の動きに基づいており、画像取得に単一のパルスストリングを使用します。つまり、測定を繰り返して新しい方法がなぜ高速なのかを説明する必要がなくなります。このカメラは空間分布、物体の位置や形状を時間とともにマッピングすることで動作します。
研究者たちは、この超高速カメラがこれまで科学では見えなかった化学反応、格子振動波、プラズマ動態、さらには熱伝導までもを捉えることを目指しています。

莫軒 · 掲載地 2015/04/22 8:28:21

日本が超高速カメラを開発

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